ほとんどの方がマイホームを持ちたいと思っている事でしょう。
とはいうものの、マイホームは安くても1,000万円前後はするもので、たいていの方はなかなかそこまでお金を貯める事は出来ないでしょう。
しかもできれば若いうちにマイホームを持ちたいと思うものですから、20代~30代くらいでそれだけの貯蓄ができる人はいないでしょうから、お金を借りてマイホームを建てることになるでしょう。
とはいうものの、高い金利のローンを契約してしまうと、利息だけで相当の額になってしまいます。
そんな時に利用できるのが住宅ローンです。住宅ローンなら金利が1.0~3.0%程度で、それでも利息は高くなるものの返済できないくらいではありません。
ただ、住宅ローンはただ家を建てたいからといって簡単に組めるような代物ではありません。
金融機関でもしっかりと返済してもらわないといけませんから、それが可能かどうかを審査します。
住宅ローンとなるとたいていは数年で完済するのではなく20~30年かけて返済していくわけですので、今の収入が高ければいいというわけではなく、しっかりとその20~30年も確実に返済できるかどうかをチェックされます。
また、住宅ローンは金利が低いとはいうものの額が額だけに、毎月の返済額も大きくなりますし、返済も長期間に及びます。
誰もが借金は早く完済したいものですが、住宅ローンは何十年にもわたって毎月返済していくものですから、生活に少し余裕がある程度の返済額に設定した方が良いでしょう。
そして、もし余裕が出て少しずつ貯蓄ができるようになれば、それを繰上返済して、返済期間が短くできたり、毎月の返済額を少なくすることもできますので、その方向で考えていくといいでしょう。
そして、高額の借入となるため金利が0.1%違っても総支払額は大きく変わってくるのです。そのため、住宅ローンを組む金融機関選びも重要になります。
たいていの人は一生に一度の、そして最も大きな買い物となるのですから、その時の感情だけで決めずに、しっかりと将来設計を立てて住宅ローンも組むようにしましょう。