住宅ローンの審査では、借入する方の信頼度も大きなポイントになります。
信頼度というのは、簡単に言ってしまえば、その方が住宅ローン以外で借り入れしているローンの返済もしくはクレジットカードの返済で、しっかり遅れることなく確実に返済できているのか、という信頼です。
もし滞納することなく確実に返済をしているのであれば、その点では何の問題もありません。
では、返済遅れがあると住宅ローンは組めないのでしょうか。
実際、人によっては返済日に何らかの理由で入金できなかった、もしくは他の返済日と重なり、残高が足りなかった、または確実に忘れていた、なんてこともあるでしょう。
当然それは返済遅れとなるわけです。では、これがあると住宅ローンは組めないかというと、そういうわけではありません。
実際、住宅ローンの審査では返済遅れがあったかどうかまで調べる術はありません。
調べられるのは、信用情報機関に事故情報として記載されたときだけです。
その事故情報も一度の返済遅れ程度では記載されることはないのです。
記載されるのは債務整理をおこなった場合、もしくは返済が遅れ、それを数ヶ月間支払いしなかった場合などです。
そのため、返済が遅れても、後日再振替や振込用紙などですぐに返済していれば問題ありません。
ただ、返済遅れがあったローンが住宅ローンを申し込んだ金融機関であった場合にはやはり返済遅れという事実はわかります。
何度も返済遅れを繰り返しているようだと、やはり審査は厳しくなるかもしれません。