住宅ローンを組む場合、最も気になる部分であり、実際にしっかり把握しておかないといけない部分が住宅ローンの金利です。
一般的なローン、たとえば金利が高いフリーローンやカードローンの場合も金利は重要なポイントになりますが、返済期間が短い、融資額が少ないのですから、実はそこまで金利を重視しなくてもいい場合もあります。
例えば50万円融資してもらったとして、これを10%の金利で3年間で返済した場合、かかる利息は3年間で8万809円、これを1%低い金利にしたところで3年間で7万2,395円と3年間で8,414円、1年なら2,804円、月ならたった233円しか違いません。
これが1,000万円で20年ローンを組んだ場合、金利2%だと総利息は214万1,200円、金利が1%低くなると総利息は103万7,463円と110万円以上も利息が違ってくるのです。
年間でも5万5,186円も違ってくるのですから、たった1%でも侮れないのが住宅ローンの金利。
では、実際住宅ローンの金利はどれくらいなのかというと、変動金利なら低い金融機関で0.6~1.5%、固定金利5年なら1.6~2.0%くらいでしょう。
フラット35だと1.29~2.0%となっています。ただこれは2014年12月現在であり、経済状況によって変動します。また金融機関では店頭で金利が表示されていますのでチェックしてみるといいでしょう。
ただ、金融機関が提示する条件によって金利が変わりますので、よく確認し、たった0.1%でも低い住宅ローンを探すようにし、少しでも返済額が少なくなるようにしましょう。