住宅ローンでは金融機関や契約の方法によって返済方法や金利タイプが異なります。
そのため、その方法・タイプが自分のライフスタイルにあっているのか、自分の考え、理想にあっているのかで決めるのも一つの方法です。
まず、返済方法には大きくわけて元利均等返済と元金均等返済という2種類があります。
元利均等返済とは、完済まで毎月決まった額を返済していく方法です。
毎月同額の返済となるので、家計のやりくりがしやすいという点があります。
一方、元金均等返済だと、元金の返済額プラス残債に対する利息を支払うことになります。
融資を受けてすぐは毎月の支払い額が高額になりますが、返済すればするほど毎月の支払い額が少なくなっていきます。
今は苦しいけど、なんとか支払っていけるが数年後は子供にお金がかかるので、厳しくなるかもという方は元金均等返済のほうが向いているかもしれません。
また金利タイプには固定金利、変動金利があります。
変動金利はその時の情勢によって金利が年に2回変更になります。
そのため、金利が減ることもあれば増えることもあるのです。
一方で固定金利は、融資を受けた際に契約した金利で返済していくことになりますので、金利の上下に左右されません。
最近は超低金利の時代ですので、これ以上は下がらない可能性が高く、今は変動金利というケースは少ないでしょう。
ほとんどが年数固定で、その後に借り換えや組み換えを考えるという方法が多いようです。
住宅ローンは、返済が厳しいものですが、生活に支障がでないように、よく検討してみましょう。