返済負担率がクリアできるか

住宅ローンのいろは

▼MENU

スポンサーリンク

返済負担率がクリアできるか

住宅ローンの審査で重要視されるポイントが返済負担率です。

返済負担率というと、あまり聞きなれない言葉ではありますが、実は住宅ローンの審査では非常に重要なポイントとなる項目なのです。


住宅ローン問わずすべてのローンを組む時に基準となるポイントとして、年収がありますが、住宅ローンの場合、その人の契約次第、返済年数、年間返済額によって、確実に返済できるかどうかが変わってくるのです。

いくら年収が高くても、年間の返済額が高く設定した場合、返済が厳しいとして審査がクリアできない場合があるのです。


その基準を数値化したものが返済負担率というものです。

この返済負担率というのは、住宅ローンの年間返済額を年収で割った値となります。

年収300万円の方が年間返済額100万円だった場合には、返済負担率は33.3%ということになり、これが審査の基準となるのです。


一般的な銀行の審査では、この返済負担率は25%~40%が目安の上限となっています。

これを大幅に超えるような場合には審査が通らなくなる可能性があります。


ただ、25%~40%と比較的範囲が広くなっていますが、これはその他の審査項目との兼ね合いとなります。

例えば、安定収入が見込めるような職業に就いている方は返済負担率が40%でも審査をクリアできる可能性がありますが、不安定な職業や職歴の方は30%でも審査をクリアできないこともあるのです。


もし住宅ローンを組む場合年間の返済額は最低でも返済負担率を超えない、もしくは低い上限程度に抑えるようにするといいでしょう。