住宅ローンは毎月決まった額を返済していく、というのは当たり前のことで、できる事なら金利は低く、と思っている事でしょう。
借入金額が高額になるので、金利が1%低くなっただけでも総支払額は変わりますし、毎月の返済額も変わってくるのですから。
ですが、住宅ローンには金利のタイプが大きく分けて3つあり、それぞれに特徴があるのです。その3つとは変動金利、固定金利、固定金利選択型があります。
変動金利はその名の通り住宅ローンを契約した時点からその時の情勢により変動するタイプです。金利は半年に一度見直されます。
そのため、契約した時点よりも金利がアップすることもダウンする事もあります。
契約の時点での金利は最も低く設定されるというメリットがありますが、金利がアップした時は想定以上の利息になるリスクもあります。
固定金利は、完済するまでの全期間の金利が一定というタイプです。計画的に返済できる、金利上昇の時でも変わらないというメリットがありますが、情勢が低金利になった時は損に思うことも。
また、契約時点での金利が高めです。フラット35などがこれにあたります。
固定金利選択型というのは、変動金利と固定金利が合体したタイプで、契約をして時点から一定期間は固定金利で、それを経過すると変動金利になる、もしくはそこでまた固定金利を再選択するというものです。
2年、3年、5年、7年、10年など金融機関が提示する期間の中で選べ、利息が多い借り入れ初期は固定金利になるので、安心です。
一般的にはこの固定金利選択型となるでしょう。