住宅ローンは、金利変動により若干の差はあるものの、基本的には契約時に定められた金利で毎月決まった額を完済日まで払い続けていくものですから、住宅ローンを選ぶ際には金利が低いところを選ぶのが大切なことでしょう。
ただ、住宅ローンは20年、30年と長期にわたって返済していくものですから、そのうち各家庭、契約した方の経済状態も変わってくることでしょう。
年数が経過すれば、昇給もするでしょうし、子供が成人して一人立ちすれば教育費、養育費、生活費も少なくなるものです。
また住宅ローンを元金均等払いにしている方は年々支払いが少なくなっていくのです。
そういった生活が楽になってきて、貯金ができるようになれば、返済をより短くもしくは毎月の返済額を少なくできる繰上返済もいいでしょう。
ただ、繰上返済するのに手数料がかかってしまうこともあります。
それは、繰上返済額や金融機関によって異なります。1回の繰上返済に対して約2万円もかかってしまうところもあれば、無料のところもあり、無料でも最低繰上返済額が決まっているところがあります。
手数料が高いところだとあまり頻繁に繰上返済すると手数料がムダになってしまいます。
住宅ローン一切繰上返済しないという方はいいですが、最初から繰上返済を頻繁にしていくつもり、という方は繰上返済手数料の有無も大切なポイントです。
最近ではネット銀行のように返済額に関わらず繰上返済手数料無料というところもありますので、チェックしてみましょう。