借入時、完済時の年齢

住宅ローンのいろは

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借入時、完済時の年齢

住宅ローンの審査のポイントでは、申し込みする方の年齢も大きなポイントになります。

一般的な銀行ローンでも年齢は審査項目のひとつではありますが、実際のところそれほど重要視する部分ではありません。


それは一般の銀行ローンだと、返済期間が長くても510年程度であり、借入した時の年齢も完済時の年齢もそうかわるわけではない、細かくいうと収入があまり変わらないからです。

借入した時の収入が基準に達していれば、たいていは審査をクリアできるのです。


しかし、住宅ローンとなると、そう簡単ではないのです。

住宅ローンは2030年かけて返済するもので、長い人では3540年で完済としているケースもあります。

そのため、借入時と完済時の年齢が大きく変わってしまうのです。


例えば、25歳で住宅ローンを契約すれば、順当に返済して完済するのは6065歳となるのです。

これであれば、借入時はもちろんのこと完済時もまだ働いていることが予想され、しっかりと返済できると予想されます。


ですが仮に50歳で住宅ローンを組もうとしたならば、2030年で完済しようと思っても、完済予定の数年前には仕事を辞めていることが推測されますので、その頃になると返済が滞ってしまうのではないか、と予想できるのです。


そのため、借入時の年齢が高く、そして完済時にかなりの年齢に達してしまうようだと住宅ローンの審査は厳しいものとなるでしょう。その場合には、返済期間を短くして審査を受けないといけないでしょう。