繰上返済をする

住宅ローンのいろは

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繰上返済をする

誰でもローンは組みたくないもの、そしてローンは早く完済してしまいたいものです。

34年程度のローンであれば、少々無理をしても毎月の返済額を多めにして早く完済するのもいいかもしれません。


ただ、住宅ローンの場合、20年、30年の長期間返済していくのですから、そのうちに経済情勢やライフスタイルが変わってきてしまうものです。

 先は読めないものなので、少し余裕を持たせてローンを組まないといけません。


「元金均等返済」という返済方法にすれば、年数が経過すればするほど毎月の返済額が少なくなりますし、年数が経過すれば昇給などもあり、借り入れ当初よりも生活に余裕が出ることもあります。


さらに子供が一人立ちしたり、働くようになればさらに余裕が出てくるでしょう。

そうなれば、徐々に貯金も増えてくることでしょう。


そんな時には、繰上返済をするという方法があります。

繰上返済というのは、住宅ローンの残債の一部を先に支払ってしまうというものです。


もちろん元金の額(最初に借りた額)は変わらないのですが、利息は残債に対するものですので、残債の一部を支払うことで、利息の支払いを減らすことができるのです。


たとえば100万円繰上返済すれば、その100万円に対する利息を減らせるのです。

返済期間は変わらず毎月の返済額を減らすということもできますし、毎月の返済額はそのまま同じで、返済期間を短縮するということもできるのです。


今の生活をもっと余裕を持たせたいというのであれば期間をそのまま、少しでも早く完済したいというなら、毎月の返済額をそのままにするといいでしょう。